過去問は出題されやすい問題から潰していって、傾向を把握します。

問題集の使い方

社会保険労務士の試験に合格者された先輩方は、『過去問の攻略』も重要視しています。本試験では、出題される論点は表現等を変えて何度も出題されています。また択一式に出た問題が選択式で出題される、もしくはその逆のパターンも頻繁です。ともかくも、過去問からよく出題されるわけです。

過去問で試験の傾向を把握すると、テキストのどこが出題されやすいのか確信を持てるようになります。それによりテキストの読み込みにも身が入るようになります。ここでは過去問の効率的な使い方を紹介してみます。

1問1答集で基礎固めをする。

本試験のような長文ではなく、1問1答の短答問題での演習は、基礎知識や重要用語を記憶に定着させる上で効果的です。
初回の試験対策で、私はこのステップを踏まなかったため、結局、用語さえ満足に覚えられませんでした。

私は、テキスト→問題演習の流れは4つのステップを踏むのが合理的だと考えます。
①テキストの理解→②1問1答形式による基礎知識の定着→③過去問の演習→④模擬試験です。②の1問1答形式は、5分~10分程度でもかなりの問題数を消化でき、やればやっただけ目に見えた成果が出てきます。最近では携帯電話のメールサービス等で、定期的に短答問題を届けてくれる学校も少なくないようです。

過去問は出題頻度の高い問題から攻略する

出題されやすいところから潰していくのが、過去問攻略の正攻法です。問題の難易度や本試験での正解率が記されている過去問が使い易いです。

正解率40%以上の問題は必ず復習するようにします。他の人も正解できる問題では差をつけることができません。逆に言うと自分が出来ないとそこがネックになってしまいます。また正解率20%未満(最も難易度が高く設定されている問題)は特殊な問題です。それらに引っかかるのは時間の無駄ですので、思い切って切り捨てる勇気も大切です。

なぜ正解したか、不正解だったかを理解すること

試験では同じ傾向の問題が、論点を変えて出題されるといいました。そして違った問われ方に対応できるためには、筋道立った理解があるかどうかが問題になります。不正解だった場合はもちろんですが、正解の場合も過去問集の解説やテキストに戻るようにします。

模擬試験は少なくとも一回は

本試験では、試験会場で一日中試験問題に取り組むことになります。その間はずっと緊張が続きます。休憩時間が殆んどないまま緊張状態を続けるという状態は、自分では作り出す事ができません。実力を試すという意味以上に、ふだん経験できない環境で問題に取り組む事に慣れることが必要です。少なくとも1回は、模擬試験を受けるようにしてください。