働く人の権利や安全を守る国家資格者。
そんな社会保険労務士の働き方が魅力でした。

私が社労士を目指した理由

私の前職は求人広告の媒体営業です。20代を通じ7年間、いろんな企業の中途採用をサポートしてきました。

求人営業の面白いところは、さまざまな業種や職業の実際を見れることです。私が7年間でお世話をしてきた業種は、金融・不動産、建築、システムハウス、アパレルほか多種多様。いわゆる業界大手も、中小のお客様もたくさん支援しています。

そんななかでも、なぜか私は、人事・労務などいわゆる総務セクションの求人募集に意識が向かいましたそこには社会保険労務士の資格をお持ちの方もたくさんいました。

人事部には人事と労務があります。そして労務を担当する部署では社会保険労務士の資格者が、それこそ黒子のように、それでいて社会保障の面からまったくプロとして社員の方々を支えていることを知るようになります。

そして私は、私自身の将来として社会保険労務士の資格に注目するように。
当初営業希望だった私が、なぜ社労士に注目するようになったかといえば、私が勤めていた広告代理店がかなりの激務を強いられた会社であり、その労働環境にいくらか疑問を持つようになっていたからです。

若い方が仕事を覚え早く成長するためには、多少はムリをしてでもがむしゃらに働く必要があると思います。20代半ばの私は、まさにそんな調子でがんばっていました。
でも自社の社内を見ていて「おやっ?」と感じたことがあります。

まだ40代なのに、燃え尽き症候群的な先輩がいました。
30代には、少々鬱ぎみで会社を休みがちな先輩もいます。
その理由は、誰の目にもオーバーワークであると、はっきり映りました。

『職業人としてがんばり自分を成長させることは大事』
『でもその一方で、会社は従業員の権利や安全を守るべきだ!』
使命感とは言いませんが、そんな気持ちが私のなかでふつふつと湧いてきます。

この従業員の権利や安全を守るスペシャリストが、社会保険労務士なのです。

当時ちょうど30歳になったばかりの私は、社会保険労務士の試験対策テキストをかばんに入れ持ち歩き、電車の中などで読むようになっていました。